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2007年10月18日

宮城大生サークル結成


食育、人形劇でアピール 

今の子供は、食卓に並んだ食材しか知らない。
こうゆう機会は多くほしいと思います。

 子どもたちに食べ物の大切さを伝えようと、宮城大食産業学部(仙台市太白区)の学生が、食をテーマにした人形劇のサークルを結成した。オリジナルの劇を披露するほか、子どもに農業を体験してもらう活動に取り組む。メンバーに舞台の経験はほとんどないが、体当たりの演技と分かりやすい解説が人気を集めている。

 「小さくて緑色だったトマトが真っ赤になった」。紙に描かれた絵がぱっと赤くなる。トマトの葉にイモムシが付くと、「虫が葉を食べるほどおいしいんだよ」とおばあさん役の人形が説明する。

 サークル「劇団おにぎり」行った旗揚げ公演。青葉区のエル・パーク仙台で開かれた「食育フォーラム仙台2007」(仙台市主催)の中で演じられ、トマトの育ち方を解説する15分の劇に約60人が見入った。

 人形劇の後、通所援護施設「サンサンファクトリー」(太白区)の協力で、無農薬の地元産トマトが配られた。「トマトは嫌い」と言う子どもも周りにつられ、口に運ぶ姿が見られた。

 幼稚園児姿で演技した2年の酒井裕史さん(21)は「子どもたちが元気よく反応してくれた」と喜ぶ。

 劇団の設立は、食産業学部1期生の3年高浜遼平さん(21)が「食を学ぶ学生として、学校の財産にしたい」と、フードビジネス学科の三石誠司教授に相談したのがきっかけ。メンバー17人を集め、夏休みを返上して準備を進めてきた。

 対象は幼児から小学校低学年まで。食べ物を残さず食べることや、人が命をもらって生きていることなどを伝える。劇を披露した後、おにぎりなど登場した食物を食べてもらうのがミソ。劇の内容をすぐに体感できる。

 次回公演は大学祭期間中の午前11時からと午後1時からの2回ずつ、多目的ホールで行われる。

 このほか、劇を見た子どもを学内畑に呼び、種まきや収穫に参加してもらうことを企画。食に関して実施したアンケート結果などを掲載した機関誌「おにぎり通信」も発行する。

 すでに学校や食育イベントの主催者から公演依頼が舞い込んでいる。交通費を負担してもらえれば、仙台圏のどこにでも出向くという。

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